信念を持つ

学校で教師として働かさせて頂いた時に、ある先生から『先生の信念さえ、ぶれなければ生徒はついて来ますから』って言われた事がありました。あの時の私は23歳で、大学を卒業したばかりでした。自分の信念と言われて、どこをどう見渡しても私の中に信念と言う柱が見当たりませんでした。いつも生徒の前でどう振る舞うべきかを考えていました。教師としての顔を作ろうと必死でした。

 

教師たるベき者、かくあるべき!

 

なんて毎日探していた気がします。そんなんだから、いつも私の芯はブレブレでした。生徒と仲良くなりたいと言う思いから、教師と友達の境がつかなくなったり、それでいて大人になりきれていない自分を必死に隠そうと大人ぶってみたり。でも大人ってなんだか分からなくて、毎日毎日誰かを真似してみたり、誰か違う人になろうとしてみたり、どこに向かっているのか分からない感じでした。

 

その時なりに一生懸命にぶつかって一生懸命にやっていた気がします。この間のブログにも書いたのですが、まさしく一生懸命、つまり恐怖や不安から頑張っていたと言う感じでした。夜中に他の先生にメイルをして、励ましてもらったり、放課後、他の先生に指導を頂いたり、あの頃の自分を思い出すと若輩者だったと思います。生徒達にも一杯助けてもらいました。大好きでしたし。

 

でも、大好きな生徒を前に、そんなブレブレの自分がどうにもこうにもしんどくて、ダンスの機会を機に現場を去る事にしました。他の先生達の勇敢な姿をみて、負け犬の様に去った部分もあったかもしれません。その時はそんな事を意識していなかったけど、今考えてみると、信念を知らない自分に根をあげたのかもなんて思いがよぎります。

 

今だったらもう少し胸を張って教壇に立てるのかな。。。

そんな事を思います。今だったら、そんなに誰かになろうとか、真似しようとか思わないかなって思います。自分が思う事をそのまま伝えて行けるのではないかって。自分をアクセプト出来る様になった事が大きい様な気がします。

 

一生懸命に生徒と向き合うのではなく、

真剣に向き合えると。

 

 

みなさんは、真剣に人と向き合っていますか?

それとも一生懸命に向き合っていますか?


 

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